おもしろ変換ミス

Yahoo!のニュースでこんなの見つけた。
秀逸な変換ミスの年間賞は「馬食い家内が象サイズになった」
日本漢字能力検定協会」というところが、パソコンや携帯電話の文字入力で生まれた秀逸な変換ミスを集めたコンテストを催したようです。秀逸と言えば聞こえはイイが、平たく言えばおバカ変換である。
作品は以下の通り。

【年間変漢ミスコンテストエントリー作品】
 ※()内が正しい変換
1「馬食い家内が象サイズになった」(うまくいかない画像サイズになった)
2「○○さんの質問は幼虫以下と思います」(○○さんの質問は要注意かと思います)
3「日本の卑怯100戦」(日本の秘境100選)
4「少額制問題。水野さん大変かを書け」(小学生問題。水の三態変化を書け)
5「何か父さん臭い時がある」(何かと胡散臭い時がある)
6「胸囲ないもんね。ゴメン〜!」(今日居ないもんね。ゴメン〜!)
7「老いて枯れた感じだ」(置いてかれた感じだ)
8「あの人もう重役になったんだって」(あの人猛獣役になったんだって)
9「裸のままですけど、放送しないんですか?」(裸のままですけど、包装紙ないんですか?)
10「肋骨食って下さい」(6個作って下さい)
11「おれは鹿になった」(おれ麻疹になった)
12「漁解禁よウニお願い」(了解金曜にお願い)
13「新宿は謎の郵便局」(新宿花園郵便局)
14「私魔性」(渡しましょう)
15「今日中に強盗見学できます」(今日12号棟見学できます)
16「豚以下集う」(部隊活動)
17「蚊割ると黄なんだよ」(変わる時なんだよ)
18「職辞し田植え出来てください」(食事したうえで来てください)
19「ふんわり祖父と間食が楽しめます」(ふんわりソフト感触が楽しめます)
20「恋人立ち退き説」(恋人たちの季節)
21「口臭か胃の出血を確認してください」(講習会の出欠を確認してください。)
22「あなたの小鳥怪死体」(あなたのこと理解したい)

昔からMicrosoftIMEの変換がヘボすぎなので、個人的にはもう10年くらいATOKを愛用しています。上の変換をATOKでやってみたところ、やはりいくつかはおかしな変換をしました。(ちなみに使用しているのはATOK15という少々古いバージョンです。)3番、10番、13番、15番は上の作品のまんまでした。笑ったのが9番で、「裸のママですけど、放送しないんですか?」と変換し、上の作品よりもより“秀逸”な作品を生んでくれたATOKは、やはり素晴らしい変換ソフトだと思いますw
でも結局、これって使い手側の問題もあって、助詞をきちんと使っていなかったり、ヘンな口語体を無理やり変換してるからなんだよね。言葉とは、時の流れと共に変わっていくものであるからして、変換ソフトもそれに伴って永遠に進化(とは言い切れないかもしれないが)し続けるべきものであるのかもしれない。